世界が注目する第3の保存法「ZEROCO」が食の未来を変える!?
さらに食の未来に変える新技術も誕生しています。東京のベンチャー企業が開発したのは、冷蔵や冷凍の先をいく「第3の保存法」として世界から注目を集めている『ZEROCO』です。MBS山中真アナウンサーがその内部を見せてもらいました。
(山中アナ)「ここがZEROCO内。だいぶひんやりしていますね」
(ZEROCO・楠本修二郎社長)「深呼吸していただくと、非常にさわやかなカラッとした環境。湿度の質が違うんです。普通、こういうところに霜がついたり結露したりするんですけど、そういったことがまったく起こらない」
一見すると大きな冷蔵施設のようですが、常識を覆す技術で主に野菜や果物などの生鮮食品を長期間保存することが可能なんだそうです。
(楠本修二郎社長)「これは梨ですけど、14か月たった梨です。フレッシュな状態ですね」
(山中アナ)「なんら痛んだり変色したりしていないですね」
(楠本修二郎社長)「これはレタスですけど、1か月前のものになります」
(山中アナ)「1か月たっても、ピンと葉が立っています」
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約2か月経過したアボカドでZEROCOと冷蔵での保存を比べると、鮮度の違いは明らかです。
(楠本修二郎社長)「この技術がすごいんです。ZEROCO内の温度ムラと湿度ムラが起きない状態を徹底的に突き詰めています」
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一般的な冷凍庫の温度はマイナス18℃以下、冷蔵庫の湿度は約60%。こうした環境だと凍った水分の膨張や食材の乾燥などが起きるといいます。
しかしZEROCOは、企業秘密の特殊技術で温度約0℃、湿度100%に近い環境をキープ。細胞を傷つけず乾燥、酸化を防ぎ長期保存を可能にしているということです。保存開始から1年2か月が経過した梨を試食させてもらいました。
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(山中アナ)「1年以上前の梨。怖い気もしますが、いただきます。甘い!おいしい!シャキシャキ感とみずみずしさがちゃんと残っています」
8か月保存した生のニンジンも試食させてもらいましたが、食感も味も劣化していませんでした。
農作物は猛暑など天候に左右されやすいですが、ZEROCOでの保存が普及すれば将来、農作物の価格安定につながると言い、その実証実験が8月から北海道で始まっています。さらに、これまで長期保存が難しかった食品も、市場に流通させたり海外輸出につなげたりすることが可能だといいます。
(楠本修二郎社長)「海外輸送用のコンテナをZEROCOにする。それによってフレッシュなものをありとあらゆるところに運ぶことができる。食は間違いなくこれから先、長い年月をかけて世界に輸出できるものかなと思っています」















