今回の選挙では、裏金問題に関わった46人の候補者は18勝28敗という結果になりました。また、現職閣僚も2人落選するなど、石破政権は大きなダメージを受けています。
〔落選〕自民党 丸川珠代 元五輪担当大臣
「私も言葉の限りを尽くして説明をさせていただいたつもりですが、それがご信頼を得るには至らなかったということだと思います」
〔落選〕下村博文 元文科大臣
「力及ばずでございました。まさに私の不徳の致すところで、応援して頂いた皆さまに本当に申し訳なく思います」
「政治とカネ」の問題が争点となる中、安倍派5人衆の1人、高木元国対委員長が落選するなど、裏金問題に関わった46人の候補者は18勝28敗という結果となりました。
一方、裏金問題で自民党を離党し、無所属で出馬した世耕元経産大臣や西村経産大臣は勝利しました。
裏金問題は関わった議員だけでなく自民党全体への逆風となり、石破内閣の閣僚も2人落選しています。
〔落選〕自民党 小里泰弘 農水大臣
「ひとえに私の力不足でございます。心からお詫び申し上げ、また、御礼を申し上げたい。本当に申し訳ありませんでた」
〔落選〕自民党 牧原秀樹 法務大臣
「お前は法務大臣にふさわしくないと判断いただいたと理解しているので、それはありがたく受け入れたいと思う」
選挙戦の直前に旧統一教会の関連イベントに自身や秘書があわせて37回出席していたことが判明し、落選した牧原大臣はこのように話し、法務大臣を退く意向を示しました。
また、連立を組む公明党の石井代表が落選する波乱も起きています。
石井代表は先月就任したばかりですが、比例代表から小選挙区に転出したものの、国民民主党の候補に敗れ、重複立候補していなかったことから落選となりました。
公明党は新たな代表を選ぶことにしていますが、石破総理の政権運営にも影響は避けられない情勢です。
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