27日投票が行われた衆院選で、岩手県内3つの小選挙区は、立憲民主党が2議席、自民党が1議席を獲得しました。

岩手1区は立憲民主党の前職、階猛氏がおよそ9万4000票を獲得し、次点の候補に5万票あまりの大差をつけて7回目の当選を果たしました。

(階猛氏)
「政治改革というのが最大のテーマで政権交代で立憲民主党という政党が何をやるかということも精いっぱい訴えたつもりです」
岩手2区は自民党の前職で党の総務会長を務める鈴木俊一氏が、およそ11万5000票を獲得し、11回目の当選です。

岩手3区は立憲民主党の前職、小沢一郎氏が自民党の前職、藤原崇氏に3万1000票あまりの差をつけて選挙区の議席を奪還しました。

県内の小選挙区の投票率は55.55%で、3年前の前回に比べて4.83ポイント低下しました。

また、同じく27日投票が行われた参院岩手選挙区の補欠選挙は、立憲民主党・元職の木戸口英司氏がおよそ33万4500票を獲得して2回目の当選を果たしました。

(木戸口英司氏)
「皆さんと一緒に岩手を守っていく。岩手を守るというのは地方・地域を守る皆さんの住むふるさとを守るということ。そして日本を変えるということは今回の選挙で多くの方々と共有できたのではないか」

投票率は55.54%で、2年前の前回を0.16ポイント上回りました。