全国のご当地ラーメン こだわるのは地元に根付いた“真ん中の味”

最近では、カップラーメンなどで全国のご当地ラーメンを食べることができます。
歴史・時代小説家 今村翔吾さん:
私は奈良の学校に通っていたので「奈良天理 スタミナラーメン」がなじみ深いですね。あと山形の観光大使をしているので、山形のカップラーメンも食べます。

山内キャスター:
カップラーメンとはいえ、こだわりがあるそうです。
食品メーカー「ヤマダイ」によりますと、通常、企画から販売まで“半年”のところ、このご当地カップラーメンは企画から販売まで約1~2年、5年かかった商品もあるといいます。
開発は自治体や地元ラーメン団体と協力して行い、どこか特定のお店の味ではなく、複数のお店を食べ歩き地元に根付いた“真ん中の味”を再現しているそうです。

私は東京・世田谷区で開催されている「東京ラーメンフェスタ」で「佐野ラーメン」を食べました。その後、カップラーメンの「ヤマダイ 佐野らーめん」を食べたのですが、この味がまさに“真ん中の味”でした。
専門店の味は結構ガツンとしっかりしているのですが、カップラーメンは、ちょうどいい甘味と出汁で、色々な人に好かれる、安心するような味になっていました。よく再現されているなと思います。
歴史・時代小説家 今村さん:
カップラーメンを4年ぶりくらいに食べましたが、とてもレベルが上がっていますね。
南波雅俊キャスター:
私は広島に2年ほど住んでいたので、「尾道ラーメン」のお店によく通っていました。いりこっぽい魚系の出汁と鶏ガラで、あっさりしたスープにコロコロの背脂がのった平打ち麺なのですが、尾道カップラーメンはそれを再現していて驚きました。美味しかったです。
日比麻音子キャスター:
私は「長崎ちゃんぽん」をいただきました。麺はモチモチ、具はシャキシャキ、コクもしっかりあって長崎で食べたときの味と同じで美味しかったです。