がんとともに生きてきた父親の姿…
「皆さんこんばんは。ご無沙汰していおります。この度がんが見つかりまして、乳がんなんですけれども」

きっかけは今年5月、自宅でシャワーをしている時に右胸に異変を感じたことでした。
タレント 梅宮アンナさん
「私の場合は見た目ですね。鏡を見て自分の胸があきらかに左右が違うっていう異変を感じてからの病院っていう順番だったんで…。ワンカップくらい違ったんですよ。たった1日で。あれ?って、きのうのおっぱいじゃないんですよね」

すぐにマンモグラフィーやMRIなど検査をしましたが乳がんの影は映っていませんでした。
しかし、組織を4か所採取し検査したところ、全てでがんが見つかり、「浸潤性小葉がん」と診断されました。
「浸潤性小葉がん」とは乳腺の小葉から発生する乳がんの一種で小葉から発生したがん細胞が周囲の組織に広がっていくことからこの名前がつきました。

女性の9人に1人が罹患するといわれている乳がんの中で、発生確率はおよそ5パーセント。発見が難しいのが特徴です。
アンナさんも見つかったときにはすでにステージ3Aで、脇のリンパにも転移していました。

タレント 梅宮アンナさん
「あっそうですかって。ピンとこないのと、私の場合はがんが身近にあったので、そういう意味では“私もやっと来たか”みたいな…」
父の梅宮辰夫さんが36歳の時にがんを罹患。1歳のころから父親ががんと共に生きてきた姿を見てきたといいます。