資料の数はオープン時の6倍 中には虫食いがついたものも

 この博物館では、高度経済成長期の生活様式の急速な変化で伝統的な生活用具が消えていく危機感から、収集に力を入れました。その結果、50年前のオープン時には約7000点だった資料が、今は約4万5000点と6倍に増加しました。

 入りきらないものは博物館の外にあるプレハブ倉庫や廃校となった学校の校舎などに仮置きしていますが、空調設備も不十分で、決して保存状態が良いとは言えません。
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 (高橋史弥学芸員)「(Q資料の虫食いはもらったときから?)もらった時からついていたものなのか、収蔵してからついたものなのかは、まだわかっていません。これから整理していく中で、いつついたものなのか把握しようと思っています」

 今の館長や学芸員が赴任した3年前から資料の整理に乗り出しましたが、中には「どこで何に使われていたのか」など、由来がわからないものも多数あることから、一度休館し整理作業に専念することになったのです。