静岡県牧之原市で園児がバスに置き去りにされ死亡した事件から9月12日で一週間となりました。警察は事件発生時刻に合わせて検問を行い、情報提供を呼びかけています。
<滝澤悠希キャスター>
「時刻は1週間前、園にバスが到着した8時50分です。手元の温度計は31.8℃を示しています」
9月5日、牧之原市の「川崎幼稚園」の通園バスに、この園に通う女の子(3)が5時間以上置き去りにされ、死亡しました。警察はバスが園に到着した午前9時ごろから現場周辺を通る人に声を掛け、事件当日、バスを見ていないか、違和感を覚えなかったか、などの聞き取りを行いました。
<警察の検問>
「ドライブレコーダーついてますか?もし(現場を)通っていれば詳しく話を聞かせてもらえませんか?」
<滝澤悠希キャスター>
「正午になりましたが、引き続き、気温の高い状況が続いています。事件当日を思い起こさせる暑さで、バスの中は、かなりの熱気に包まれていたことが推測されます」
発見時、女の子の体温は40℃を越えていて、バスの中からは上半身の衣服と空になった水筒が見つかっています。事件現場に設けられた献花台には、花や飲み物を手向けに訪れる人が絶えません。
<愛知県から献花に訪れた女性>
「うちの子(4歳の娘)もバス通園が楽しいと言っていて。大人の都合で命を落とすなんて考えられなくて…ご家族はどんな思いでいるんだろうなと思って、そればっかり考えちゃいます」
<牧之原市内に住む80代男性>
「先週も10時ごろ通った。車は止まっていたが気づかなくて。自分も同じくらいの孫がいます。『暑かったね、お水飲んで』と」
今回の事件について、園は人為的ミスが重なって起きたとしています。70代の女性職員が全員の降車を確認せず、急きょ運転手をつとめた理事長は車内を確認せずに施錠。クラスの補助職員は女の子の「登園」の情報を見逃し、担任などは女の子が欠席と思い込み、保護者などへの確認を怠っていました。
<滝澤悠希キャスター>
「午後2時です。女の子がバスで発見された時間です。女の子は感染対策として、バスの中でおしゃべりしない事、家が近く、最後に乗るのだから、一番最後に降りる事この2つの言いつけを守り、バスに残った可能性があります」
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