静岡大学の次期学長選考で、教職員を対象にした意向投票が行われ、10月21日、開票されました。その結果、現職の日詰一幸氏の得票数が副学長の近藤真氏を上回っていたことが関係者の取材で分かりました。
2024年9月3日に公示された任期満了に伴う静岡大学の学長選考は、学長の日詰氏と副学長の近藤氏の一騎打ちとなり、長期化する浜松医科大学との統合・再編問題が最大の争点となっています。
統合・再編問題をめぐっては、2019年に静大と浜松医大は法人を統合して、2つの大学に再編する「1法人2大学」で合意しましたが、学長の日詰氏は、1つの大学に2つの分校を置く「1大学2校」案を静大の正式な案として決定しました。日詰氏は、この案の実現に向けて続投を目指しています。
一方、副学長の近藤氏は静岡キャンパスと浜松キャンパスの両方に在籍した経験があり、情報学部長を経て副学長に就任しました。近藤氏は、浜松医大と2019年に合意した2つの大学に再編する「1法人2大学」の推進派です。
学長選考では、10月18日に教職員を対象にした意向投票が行われ、10月21日に開票されました。関係者によりますと、開票の結果、日詰氏が587票、近藤氏が460票となり、日詰氏の得票数が上回っていたということです。
意向投票の結果は参考情報として扱われ、今後、静岡大学長選考・監察会議が面接をした上で、最終選考を行い、新たな学長が決定されます。
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