子どもがのどに食べ物やおもちゃなどを詰まらせたら、どうすればいいか?その場でできる応急処置を学ぶ講座が21日、鹿児島市で開かれました。
日本赤十字社鹿児島県支部の指導員が、子どもが食べ物などをのどに詰まらせた際に、その場でできる応急処置を紹介しました。
まず、子ども自身が咳ができる場合は、咳をするよう促します。それでも詰まったものが出ない場合は、顔を下に向けて背中を強くたたいてあげるようアドバイスしました。

(指導員)「肩甲骨と肩甲骨の間を自分の手のひらでたたいてあげます。バンっと相当強くたたきます」
(参加者)「なんでも口に入れるので。そういう時に知っておくことで、少しでも安心につながればいいと思う」

(日本赤十字社鹿児島県支部・幼児安全法指導員 福元浩子さん)「(応急処置を)知っていると知らないでは、その時のとっさの対応が違ってくる。(子どもは)好奇心の塊。成長がそれぞれ違うので、それにあわせた処置が必要になる。それが大事」

講座では、子どもの心肺蘇生についても取り上げ、乳児の場合は体格にあわせて力を加減することなどをアドバイスしました。














