大型トラックの特性を知り、交通安全につなげようと、高知市の小学校で交通安全教室が開かれ、子どもたちが内輪差やトラックの死角について学びました。

この交通安全教室は2005年から毎年、高知市と、高知県トラック協会が高知市内の小学校で開いています。

きょうは介良潮見台(けらしおみだい)小学校の5年生と6年生、およそ70人が参加。段ボールでできた自転車が、トラックの内輪差でタイヤに巻き込まれる実演や、死角についてのクイズ形式での説明などが行われ、子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていました。

「後ろのタイヤがめちゃくちゃ手前に来ていて、手前に出ていた場合、ひかれてしまうのでそういうところが怖いと思いました」

「トラックとか車っていろんなところが見えているかなと思っていたけど、あまり見えていなかったので、これから気を付けたいです」

高知市では2024年、子どもが関わる交通事故が27件発生していて、市は「教室の内容を思い出し、交通マナーを身に付けてほしい」としています。