プロレスシーンの安全ケアは1年以上練習を見た長与千種氏が判断

 プロレスシーンの激しさには驚きました。見ているとわかりませんが、安全面でのケアもかなりしていたのでしょうか。

髙橋 プロレス監修に入っていただいた長与千種さんが撮影期間も含めると1年以上練習をずっと見ているので、その子にはここまでの技はできる、ここまではできないと客観的な判断をしてもらいました。

そしてこの作品で初めてアクションチームの中に俳優の皆さんやスタッフの撮影時の安全面だけをチェックする専門スタッフを設けて、アクションシーンの中で俳優の皆さんの体に当たったか当たってないか、当たったならダメージはないのかを、医療班と連携しながらケアしてもらっています。