2学期制を導入している小中学校では、15日で秋休みが終わりました。
宮崎市の小学校では、16日、2学期の始業式があり、児童たちが気持ちを新たに登校しました。

宮崎市の小戸小学校では5日間の秋休みが終わり、16日、2学期の始業式が行われました。

式では、児童の代表が2学期の目標を発表しました。

(2年生 永吉薗子さん)
「2学期になると新しい漢字を学習します。書き順を頑張って覚えたいです」

(4年生 内村幸菜さん)
「最も頑張りたいのは、初めて参加する音楽大会です。私は木琴をします。もし間違えてしまっても諦めず、頑張りたいです」

また、8月に台風10号が県内を襲った際、小戸小学校では窓ガラスおよそ50枚が割れるなどの被害が出たことを受け、濱田常義校長が「助けてもらった方々に感謝する2学期にし、運動会などを頑張りましょう」とあいさつしました。

(6年生 塩田悠斗さん)
「頑張りたいことは運動会です。運動会では、団技やダンスなど表現を頑張って感動を見せたいです」
(6年生 宮下眞緒さん)
「みんなとこれからいろんなことを学んで、最後に笑って卒業したいです」
(6年生 脇谷紀作さん)
「(運動会では)副団長として、白団をダブル優勝に導けるように頑張りたいです」

県内では宮崎市のほか、小林市、えびの市、高原町の小中学校でも16日から2学期がスタートしています。

【参考】
●台風10号で、小戸小学校では、周辺の建物から太陽光ソーラーパネルなどが飛んできたほか、ガラスおよそ50枚が割れ、運動場にガラス片が飛び散る被害がありました。

●台風被害の片づけでは、地域住民や保護者などいろいろな人が復旧に協力してくれたということで、今週日曜日に開かれる運動会では、5、6年生のソーラン節で、ハッピの後ろに感謝の言葉を書いて踊るということです。
児童は、支えてくれた人たちにぜひ見に来てほしいですと話していました。