紫金山・アトラス彗星がいま見頃を迎え、日本各地で観察されています。富山でも、散居村を見下ろすスキー場から、“ほうき星” の姿をとらえることができました。

富山県砺波市で、14日午後6時過ぎに「紫金山・アトラス彗星」が撮影されました。

富山県砺波市にある “夢の平スキー場” 近くから、富山県天文学会の須藤健太郎さんが撮影したものです。

須藤さんは前日の13日、石川県の宝達山頂公園で「紫金山・アトラス彗星」の撮影を行っていましたが、さらに彗星の高度が上がる14日は眼下に散居村を望む砺波市のスキー場近くで撮影しました。

「紫金山・アトラス彗星」は去年1月に発見された彗星で、今月中旬以降が観測のチャンスです。

探すのは夕方・日没直後・西の空がポイントです。今回を見逃すと、次に地球上で見られるのは8万年後と予想されている珍しい彗星です。

あす16日(水)頃~20日(日)頃が最も観察しやすい時期に入ります。日没1時間後、西の空で観察チャンスです。次に観測方法をごご紹介します。