専門学校の時に入ったアルバイト先の会社と今の自分

木村里子さん
「アルバイト先がここだったんですよ“株式会社藤丸”。バイト先となって1年、専門学校そっちのけでここのアルバイトにどハマりしちゃって。そこで“李苑”の時みたいな、もっと強い熱いチームの中に入れてもらえたという感じですね」

当時は自分の津軽弁を相手に理解してもらえないのと同じぐらい、大阪の言葉や、人との距離感に慣れるまでが大変だったという。

木村里子さん
「関西弁の喋り方も怖いし何言ってるかわかんないし、最初はなんでそんなことまで聞かれないといけないのとか思ったけどいつのまにか、もう全部気持ちが持ってかれていて」

当時は男社会の中で、女性が調理場に立つのが難しい状況の中、アルバイトの後、地道な努力で社員になり調理場に立つこともできた。

後輩に追い抜かれることもあったが、30代で主任に。
そこで今の社長に出会う。

木村里子さん
「調理だけでなく、人としてみたいなのも教えてもらって、本当にしんどい時つらい時に這い上がる時の上がり方を教えてくれた人。社長との出会いは、人生ひっくるめてすごい人に出会ったなと」

お店の名前「じょっぱり」は社長が提案してくれた。料理もお酒も青森愛であふれる店内は木村の思いそのもの。

木村里子さん
「お店に入ってきてくれたお客さん、そこで関わったお客さんにとって楽しい時間でありたい。お客さんだけじゃなくて、自分も」

木村里子さん
「キッチンカーでいろんな所を巡って、最終的には自分が培った料理を通じてコミュニティの場になるようなお店を青森で作りたいっすね」

「しょうもない話で笑ってる時」が幸せだという木村さん

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分
「TurningPoint」2024年10月15日(火)放送回より