この3連休、青森県内は穏やかな秋晴れが広がりました。こうした中、平内町に冬の使者ハクチョウが降り立ちました。
14日午前5時半、夜のとばりが明ける頃の平内町、浅所海岸です。朝日が昇ると、太陽の光を浴びた海面に霧状の毛嵐が立ち上り、幻想的な光景を作り出しました。
寒気が海面に移動し陸地との気温差で生じる毛嵐は冬の訪れを告げる現象とされています。そして海岸に流れ込む川には、冬の使者姿を見せ始めています。

遠いシベリアから数千キロを旅してきたハクチョウです。

浅所海岸を基点とする夏泊半島一帯はハクチョウの飛来地として全国で唯一、「特別天然記念物」に指定されていて、これからハクチョウを始めとした多くの渡り鳥が越冬のため飛来します。
