団塊の世代が皆75歳以上の後期高齢者になってしまう来年、いわゆる「2025年問題」が待ち受けています。
日本の人口の5人に1人が後期高齢者になる時代、介護需要は高まる一方で…
セカンド・サロンえるだー 黒松慶樹さん
「入浴と食事と排泄のお世話をして、それで低収入なんでしょう?って言われると、そんな仕事を誰もやりたくないじゃないですか。
私の身近では、進路指導で学校の先生が介護職員になりたいという生徒さんに対して『介護職員じゃなくて看護師になれ、看護師の方が給料がいいから』とおっしゃったという話も聞いたことあります。
利用者のQOL(生活の質)を高めるための仕事の1つとして、手段として、排泄・入浴・食事っていった介助があるわけですけど、どうしても世間ではそこだけがクローズアップされて、これが介護職員の仕事だというふうに思われている。」

介護人材不足の一因には、世間のイメージもあるのではないかと黒松さんは話します。














