「僕と兄で男子バレーに革命を」

【髙橋塁の未来予想図】
2024年 24歳:藍に大阪案内
2025年 25歳:SVリーグ優勝
2026年 26歳:世界クラブカップ優勝に貢献
2027年 27歳:レギュラー獲得
2028年 28歳:30前後現役引退
2032年 32歳:ランのオリンピック現地応援
        バレー普及活動
        兄弟で解説
        温泉旅行に行く

髙橋塁の未来予想図

藍:温泉旅に行くっていつでも行けるやろ(笑)最初は僕と一緒ですね、SVリーグ優勝。27歳でレギュラー獲得っていうのはサントリーで?

塁:うん、そやな。

藍:30前後で、もう現役引退?

塁:引退します。40までジャンプしてる自分が想像できないです、全く。40まではやれないと思います。できる所までやりますけど、現実的に30前後かなと思うのと、後は藍がオリンピックに出てくれることを信じて現地に見に行きたいなと思います。パリもめちゃくちゃ行きたかったんで、絶対行く。

藍:「兄弟で解説」は確かにしてそうっすね。バレーに関わっては行くとは思うので。

塁:「兄弟で解説」はやりたいね。(藍が)番組に出てても勝手に心の中で突っ込んでいる部分があるので、横に置いてくれたら俺ツッコむのになぁって(笑)すごい関西弁でしゃべり倒してしまうかもしれないんですけど、兄弟だから何かできることとかあればいいなって。あと温泉大好きなので温泉旅行もめっちゃ行きたいです。

Q.2025年は一緒ですね

藍:一緒ですね。もうそれしかないですよね。25年に日本一を目指してやってるんで、二人で日本一取れればいいかなと思います。

Q.最後に兄弟の夢。実は藍選手が小学校の卒業文集に兄弟の事を書いていて。

藍:全然記憶にないです。「塁と一緒に代表に行きたい」とか書いたのかな?そんな気がする。

Q.「僕と兄で男子バレーに革命を起こしたいんだ」と書いてあります。

髙橋藍の卒業文集

藍:すげえな、小6でえげつない事言ってる。

Q.革命は起こせそうですかね?

藍:僕も塁もバレーも含めてですけど、メディアに出たりこうやって一緒に協力していただいてるんで。徐々にバレーボール界を盛り上げるというか、沢山の方々に認知していってもらえているのかなっていうのも凄く感じる。今回のSVリーグが始まる中でどのように盛り上がっていくかもすごい楽しみですし、その試合で伝えていけるものと試合以外で伝えていけるものってまた別だと思うので、そういったことに力を入れている分、徐々に徐々に良い方向に盛り上げていけているんじゃないかなと思うので。まだまだこれからですけど、二人でいろんなことに挑戦しながら盛り上げていければいいのかなと思いますね。

Q.塁さんはこんな事伝えたい、こんな夢を叶えたいとかありますか?

塁:自分は栗原恵さん(元バレーボール女子日本代表)を見てバレーボールをやりたいと思って。「こんな選手になりたい」と思ったのが最初。実際にメグさんとお話させていただいて、「今度は塁くんと藍くんが子供たちに、そう思われる存在だよ」みたいな感じで言っていただいて、「まじか!」みたいな。本当に子どもが大好きなので、子どもたちが純粋な目でバレーボールを見てくれて、その中に人間性の部分も含めて、「藍くん塁くんみたいな選手になりたい、人になりたい」って思ってくれる子が一人でもいたら、自分たちが頑張ってきた意味があるのかなって思うので。子どもたちに夢を与えられる、じゃないですけど、そういった存在になりたいなって思っています。

Q.最後にお互いの存在について。

藍:ずっと塁を追いかけてやってきているので、塁がバレーボールに出会ってなかったり、やってなかったら(自分は)バレーボールをしてないので本当に感謝してます。塁がやっぱり結果を出していく中で、僕も勝っていきたいっていう思いを常に持っていたので、それは塁がやってないと持てない部分でもあった。だからライバルでもありながら、一緒に戦う仲間として一人の選手としてお互いリスペクトしているので、これからも一緒に切磋琢磨してやっていければいいのかなと思いますね。

塁:自分はもう、バレーボールが楽しくてずっと突っ走ってきて。そこに藍が着いてきているのも、全然振り返ったことがないぐらい没頭していたんですけど。大学とかで大きなケガを経験してすごい挫折とかも経験したので、そこで藍が頑張っているから自分も頑張ろうって思えた部分が本当にあった。藍がこんなに活躍してくれていることが本当に自分の活躍のように嬉しいので、兄弟で盛り上げるだけじゃなくて、バレーボールを楽しみながら。藍がいるから今自分はすごく頑張れているのかなと思っているので、本当に感謝していますし、ここで一緒に楽しんで頑張れたらなと思っています。