ロープウェーでスタジアム直結構想も

長崎スタジアムシティの目の前に広がる、標高333メートルの稲佐山。美しい夜景を望む長崎市の人気観光スポットと、スタジアムシティをロープウェーで直結する構想も調査・検討が続いています。

ジャパネットホールディングス髙田旭人社長兼CEO:
「稲佐山のロープウェーを延伸して直線でつなぎたい気持ちはずっと変わっていない。スタジアムに来た人が稲佐山の素晴らしい土地に直接向かう。ここに泊まって上で朝ごはん食べる。夜までバーを楽しんで戻ってくるなど。最高の環境を作ることが成功の秘訣だと思っているが単独でできることではない。要望は出している」

髙田社長は、プロジェクト成功の指標に「長崎市の人口増加」をあげ、「継続して長崎に人を集め、さらにビジネスとして収益が出せるようになった時にこのプロジェクトは成功と言えると思う」と話します。

さらにそのノウハウを全国の興味ある民間企業にオープンにし、日本中で民間が思い切って投資する、スポーツ、イベントで盛り上げていく世界をつくりたい、とする構想まで語りました。

ジャパネットホールディングス髙田旭人社長兼CEO:
「スタートした頃は『無謀だ』『無理だ』という方もいたし、今でもいらっしゃると思う。でも実際に案内するとものすごく喜んでくれる。その先に何があるかは僕もまだ見えませんけど、とにかく自分たちがやれることはベストを尽くせている」

「ここでしか味わえない魅力的な世界、コンテンツもハード面もホスピタリティ、飲食、あらゆる面でここにしかないものを作り続けようと考えています。1・2年後にどこまで波及しているか楽しみですし、頑張ります」

他都市を上回る急速なペースで人口減少・少子高齢化が進行し、生産年齢人口の減少が、経済成長の制約になることも懸念されている長崎市、そこに新しい“町”として誕生する「長崎スタジアムシティ」。ジャパネットが考える平和=「今の瞬間を楽しむ」ことを積み重ねる中で、どんな変化が生まれるのか?その先に広がる景色は?前例のない挑戦が間もなく始まります。