噴火警戒レベル2に引き上げられた岩手山に9日、気象庁の機動調査班が入りました。10日まで山頂付近で地表の熱観測などの調査を行います。

9日午前11時ごろ、滝沢市の馬返し登山口から気象庁の機動調査班=JMA-MOTのメンバー4人が岩手山の山頂付近を目指して出発しました。
今回の調査は天候不良で不十分だった先月の定期観測を補うために行われたもので、機動調査班の派遣は2024年8月以来で噴火警戒レベル引き上げ後、初めてです。

機動調査班は10日まで岩手山の山頂付近で地表の熱観測や地中の温度などを調査して、火山活動の状態を確認するということです。

調査結果は11日公表される予定です。