酪農家の“本気が伝わるメニュー”で勝負
最後は、“待ち時間80分”のカフェ『よつ葉ミルクプレイス』(東京・恵比寿)。
この人気店を7月にオープンしたのは、北海道の乳製品メーカー「よつ葉乳業」です。

カフェで人気の「よつ葉の白いパフェ」(1400円)は、よつ葉ソフトクリームや生クリーム、ヨーグルト、バターミルクパウダーなどを贅沢に使い、口の中で弾むミルクマシュマロが添えられた真っ白なパフェ。
さらに、「待ってでも食べたい」と行列ができるのが、バター50gをふんわり削ってのせた「よつ葉のふんわりけずりバターパンケーキ てん菜糖蜜添え」(1200円)。

ボリュームのバターも削ってあるので、徐々に溶けてパンケーキになじみなんともいえない食感なんです!
原部員:
「ちょっと見たことがないようなバターの量なんですけど、んっ、ふわっふわのパンケーキにバターの塩味がきいて、この甘じょっぱさがたまらないです」
地元北海道では知名度90%超えのよつ葉乳業ですが、道外では認知度が低いのが実情…。
そこで!まだ知らない都府県の人にも美味しさを知って欲しいと、酪農家の“本気が伝わるメニュー”を開発し上京。恵比寿ガーデンプレイスでカフェ事業をはじめたんです。

その狙いは大当たり!カフェに来るまでよつ葉乳業を知らなかったという20代女性客からは「すごく美味しかったので牛乳を飲んでみようかな」との声も聞かれました。
各食品メーカーがチャレンジしている新業態。あなたの街にもできるかもしれません。














