(岡部亮さん)「とてもうれしかった。世界の研究者、研究者以外の人にも広く知ってもらう可能性もあり、研究チーム一同、みんな喜んだ」

鹿児島市で生まれ育ち、ラ・サール高校から鹿児島大学医学部に進学。20代半ばまでを鹿児島で過ごしました。

2016年に京都大学の大学院に入って呼吸器外科の道へと進み、肺移植を待つ患者のために肺を作る研究を始めました。しかし、肺は構造が複雑なこともあり、難航。そこで思いついたのが肺ではなく、腸から酸素を取り込む腸呼吸でした。

そのアイデアのきっかけとなったのが…エラだけでなく、腸や皮膚でも呼吸できることが知られている淡水魚のドジョウでした。