(柳沢彩美アナウンサー)
10月に入ってもまだまだ暑い日が続いていますよね。この時期に注意が必要なのが「秋の食中毒」。年間の食中毒の発生件数は、10月は100件以上と1年で最も多くなっています。10月は「カンピロバクター」など細菌による食中毒をはじめ、魚介類に介する「アニサキス」や、きのこ類での食中毒も増える時期です。
では、家庭ではどんなことに気をつけたらいいのでしょうか。たいや内科クリニックの林 安津美さんに「お弁当の食中毒対策」を聞きました。

まず、生野菜は水分が多いので特に注意していただきたいんですが、お弁当に欠かせない「ミニトマト」は、ヘタを取ってよく洗い拭いてから入れましょう。
これは、ヘタの部分に水分や菌がたまりやすいからです。
また、カレー粉や梅干しには殺菌作用があるので、これらをお弁当に活用するのもおすすめということなんです。また、梅干しは日の丸弁当のように、ポンと置くだけよりも、ご飯に混ぜ込むとより効果が期待できます。
では、食中毒ではどんな菌が多いのか。