1年2か月前の梨が食べられる!?さまざまな食材の保存が可能
他にも、同じ2か月保存したものでもZEROCOで保存したものと一般的な冷蔵庫ではかなり違いがあります。

一般的な冷蔵庫で保存したイチゴは2ヶ月でカビが生えてしまい、食べられる状態ではありません。最長で梨が1年2か月の保存が可能になります。
実際に1年2か月前の梨を食べた感想は?
弁護士 八代英輝:
「普通梨って時間が経つと真っ赤になっちゃうんですよね。これはめちゃくちゃみずみずしくておいしい」
皆川アナウンサー:
「今朝食べてきた梨と全く変わらない」

圧倒的な保存期間を実現したZEROCO。開発のきっかけは?
開発のきっかけには、人口増加による食料問題やフードロス問題などがありました。
長期保存が可能になると、生産者は大量に収穫できた時期に食品を保存することができるため、不作時も新鮮な状態で出荷ができるようになります。そうなれば価格の安定、生産者の収入安定へとつながっていくといいます。
ZEROCO 社長 楠本 修二郎さん:
「人類史上初めて、農業・漁業が在庫を持てるっていうことになりますから、それによって農家さん漁師さんも収入が上がっていく。そういう安定的な社会を作っていかなきゃいけないっていうのが我々のミッションだと思ってるんですよ。」

自宅で長期保存できる日が来るかも?!
ZEROCOは、来年には全国の数十か所に大型施設の展開を予定しています。さらに…
ZEROCO 社長 楠本 修二郎さん:
「ZEROCOをさらに小さくしてスーパーや一般家庭に設置できるようにすることが最終目標」
恵 俊彰:
「すごい技術だと思う。0℃にして湿度100%って技術的に可能なんですかって思うじゃないですか。この技術は日本のトップセールスになる可能性がありますね」
皆川アナウンサー:
「家庭でできたらありがたいですね」
恵 俊彰:
「夢が広がりますね」
(ひるおび 2024年10月4日放送より)