小笠原近海で発生した熱帯低気圧が、今後台風に発達し、日本の東を北上する見込みです。気象庁によると、この熱帯低気圧は8日正午現在、小笠原近海を北へ進んでいます。中心気圧は1002hPa、中心付近の最大風速は23m/sです。
9日正午には南鳥島近海で台風に発達し、10日午前9時には中心気圧996hPa、最大風速25m/sにまで発達すると予想されています。その後も北上を続け、11日午前0時には日本の東で中心気圧990hPa、最大風速35m/sの勢力に達する見込みです。
台風はその後温帯低気圧に変わる見通しですが、12日午前9時には千島の東で最大風速35m/sと強い勢力を保つと予想されています。
気象庁は、今後の台風の進路や勢力によっては、強い風や高波に警戒が必要となる可能性があるとして、最新の情報に注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、今年はこれまで18の台風が発生して、2回上陸しています(去年は17の台風が発生して、1回上陸)。今回の熱帯低気圧が台風になれば今月1つめの発生となります。
今後の進路予想
▼8日正午の実況
種別:熱帯低気圧
存在地域:小笠原近海
進行方向、速さ:北 ゆっくり km/h
中心気圧:1002 hPa
最大瞬間風速:23 m/s
▼09日正午の予報
種別:台風
存在地域:南鳥島近海
進行方向、速さ:北北東 20 km/h
中心気圧:996 hPa
最大瞬間風速:25 m/s
▼10日午前09時の予報
種別:台風
存在地域:日本の東
進行方向、速さ:北北東 25 km/h
中心気圧:996 hPa
最大瞬間風速:25 m/s
▼11日午前09時の予報
種別:台風
存在地域:日本のはるか東
進行方向、速さ:北北東 40 km/h
中心気圧:990 hPa
最大瞬間風速:35 m/s
▼12日午前09時の予報
種別:温帯低気圧
存在地域:千島の東
進行方向、速さ:北北東 30 km/h
中心気圧:990 hPa
最大瞬間風速:35 m/s














