気づきにくい初期症状 進行すると「肺に穴が開く」ケースも

 宮下教授によりますと、結核に感染して発症する人は10%から20%だということです。症状が出ずに結核菌がなくなるケースがある一方、症状が出ないまま菌を保有し続けるケースもあるということです。

 結核の初期症状には「体重減少」「食欲不振」「寝汗をかく」があり、せき・微熱・体のだるさといった症状が2週間以上続く場合も、早めに医療機関を受診するのがよいでしょう。

 そして、結核が進行すると、血の混じった痰(たん)が出る→血を吐く→呼吸困難に陥る、という症状が出てきます。

 肺の中で結核菌が増殖を続けると、組織が破壊され、肺に穴が開く場合もあるということです。肺に穴が開いている状態は菌が増えていることを示していて、穴が大きくなるにつれ、人にうつしやすくなるということです。