日南市にある宮崎県立高等水産研修所の研修生が、カツオ一本釣り漁の乗船実習に出発しました。

実習に出発したのは、漁業の後継者を育成する県立高等水産研修所の研修生2人です。

出港式では、研修生を代表して俵颯吾さんが「漁師の仕事を学ぶとともに必要な知識と技術を身につけるよう実習を頑張ります」と決意を述べました。

研修生2人は県漁業調査取締船「みやざき丸」で、8日から10日間、カツオ一本釣り漁や魚の冷凍保存法の技術などを学びます。

(研修生《航海科》 俵颯吾さん)
「(乗船実習で)カツオ一本釣りの漁業の体験ですけど、自分が船長になるために船の中にある機械などを理解するというひとつの目標もあります」

(研修生《機関科》 作本渉さん)
「(出身は)油津です。(将来の夢は)カツオ一本釣り漁師になることです船員さんたちの話をよく聞いて実習を頑張りたいと思います」

「みやざき丸」での乗船実習は今回が最後で、今年11月には新たな船が導入されるということです。