JR九州が発行する「SUGOCA(スゴカ)」などの交通系ICカードが、10月3日から長崎・佐賀両県の西九州エリア19の駅にも拡大されました。
ICカードが使えるようになったのは、JR九州の佐世保駅と佐賀駅の間にあるすべての駅とハウステンボス駅のあわせて19駅です。これにより、博多ー佐世保間がICカードで移動できるようになります。

長崎県内ではこれまで交通系ICカードが使用できる駅が長崎市内を中心とする20の駅に限られており、利用可能駅の拡充が求められていました。
3日に佐世保駅で開かれたセレモニーで、JR九州の古宮洋二社長は「列車だけでなく、コンビニでも使える」などと話し利便性が高まることをアピール。

またハウステンボスや九十九島など、佐世保市を代表する観光地などが描かれた記念デザインのSUGOCAもお披露目されました。来年2月から限定販売されます。

佐世保市の宮島大典市長は「公共交通機関が使いやすくなる。佐世保市の魅力の向上や、発展につながっていくと確信している」などと話していました。

県では来年度中に大村線の全区間でも交通系ICの利用が開始できるようJR側に求めており、これが実現すれば長崎ー佐世保間での利用が可能になります。














