3日、宮崎県小林市で発生した強盗事件。ハサミを持った男が乗用車を奪い、現在も逃走を続けています。
車を奪われた男性は、MRTの取材に「不安、早く見つけてほしい」と話しました。
事件が発生したのは、3日午後5時20分ごろ。
小林市真方にある住宅の駐車場で、この家に住む81歳の男性が外出先から車で帰宅すると、突然、男がハサミを突きつけこう言いました。
「降りろ」
男は、その後、乗用車を奪って逃走しました。
被害に遭った男性は…
(記者)
「あそこに止められた?」
(被害者の男性)
「あそこに前に突っ込んだんですよ」
(記者)
「そうしたら後ろから犯人が来た?」
(被害者の男性)
「こっち斜め。こうドアを開けて、こっち、後ろにですね。なんで狙って来たのかな」

幸い、男性にけがはありませんでした。
奪われたのはグレーの普通乗用車。車は南の方に走り去って行ったといいます。
逃走した男は40歳代から50歳代とみられ、身長約170センチ、半袖の柄シャツに半ズボンだったということです。
(被害者の男性)
「洋服は普通のワイシャツのようなのに、白地にピンクの線が入っていた。それぐらいしか記憶にないですね。全く面識のない人でした。この辺じゃ見ない人だった。不安が続くので、早く見つけてほしいですね」

事件の後、110番通報をした近くの男性は…
(通報した男性)
「僕はここで仕事をしていたのですが、(車を)とられたおじさんがうちに『車をとられた』って入ってきて、110番通報しました。本人もびっくりされてたような、慌てていたような、そんな感じでした」


事件を受け、近くの小学校では、集団下校に教員が付き添う措置が取られました。
警察は、強盗事件として男の行方を追っています。














