新潟県糸魚川市のシンボル、ヒスイのマークに黒地に走るスポーティーなライン。糸魚川市の小学校で、児童がスポーツ用品のメーカーとコラボして制作したスポーツウエアをお披露目しました。

糸魚川市の大野小学校です。5年生と6年生が総合学習の一環で、「機能性やデザイン性を考慮した新しい体操服を考えよう」をテーマにスポーツウエアのデザインに挑戦しました。

スポーツウエアを手掛けるのは、スポーツ用品メーカーの「DESCENTE」(デサント)です。今回、子どもたちが考案した世界で20着しかないスポーツウエアが披露されました。

その着心地は…

児童
「上半身のサラサラなところや下半身のちょっと生地が硬くてラインが入っているところが気に入りました」

透けにくい色を採用したり、通気性の良い生地を使ったりなど児童らのアイデアが盛り込まれ、見た目だけでなく機能性にも優れています。

贈呈されたスポーツウエアは今週末に開催される糸魚川市発祥のテニスに似たスポーツ「スポレック」の全国大会で着用されます。

【DESCENTE 経営企画課 牧太陽さん】
「子どもたちがいいアイデアをくれたので、そのアイデアをもとに良いものが作れたと思っています。物づくりの一部だけでも、本物というものを見せられたことが良かったなと」

子どもたちは授業を通じて、製品を作る楽しさを学んでいました。