後半戦9月19日は「伝説の1日」
オールスターが終わると、盗塁を量産。
8月4日には2つの盗塁を決め、【日本人初の30HR-30盗塁】を達成。
さらに、24日にはサヨナラ満塁HRを放ち、史上最速で【6人目となる「40-40」】。
31日には【前人未踏の「43-43」】に到達しました。
9月に入ると、もはや“全てが新記録”となるひとり旅。
世界中が注目する中、「48-49」で迎えた19日は伝説の1日になりました。
まずは、盗塁を「50」の大台にのせると、49号2ランHR。さらに、次の打席で50号、その次の打席で51号と、3打席連続HRで【「51-51」に到達】。
これまで「49」だった【球団のシーズンHR記録】も塗り替えました。
この日の「6打数6安打・3HR・10打点・2盗塁」という活躍はMLBの公式SNSでも公開され、再生数は驚異の約2600万回。
ちなみに、観客動員でも驚異的な数字になっています。
メジャーリーグ評論家 福島さん:
「スゴかったのが相手の本拠地での観客動員数。1試合平均の観客動員数が約3万6000人で、メジャー30球団中ダントツ。それはすべて大谷人気だといって過言ではない」
シーズン終盤は、連日の記録ラッシュ。
9月21日には、【1試合で「HR」と「盗塁」両方決めた試合数】が14となり、MLB史上最多記録を38年ぶりに更新。
【シーズン400塁打】(27日)はメジャーでは23年ぶりの記録で、イチローさん超えの【日本人最多盗塁】(28日)や、【シーズン130打点】(28日)という球団史上2人目となる記録も達成しました。
様々な記録を打ち立て、メジャー7年目にして初めてつかんだ地区優勝。一方、大谷選手の古巣・エンゼルスはというと…
メジャーリーグ評論家 福島さん:
「言いたくないんだけど、アメリカンリーグの西地区の最下位に落ちちゃいました。しかも、球団ワーストの勝率で。本当に大谷選手がいなくなって悲劇的なシーズンでした」