宮崎空港周辺では、過去にも不発弾が見つかっています。

宮崎空港やその周辺では過去4回、不発弾が見つかっています。
2009年、そして2011年に2回、さらに2021年に滑走路の近くや駐機場で不発弾が発見されました。

今回は、朝からほとんどの便の離発着が見合わせとなるなど、混乱を招きました。過去には、どんな影響があったのでしょうか。

2021年6月には、宮崎空港の駐機場でアスファルトの耐震工事を行っていたところ、不発弾が発見されました。

不発弾は、長さおよそ130センチ、直径およそ60センチのアメリカ製の1トン爆弾で、信管は付いておらず、夜に撤去作業を行い、空の便に影響はありませんでした。

しかし、2011年11月。
この時は滑走路近くで重さ250キロのアメリカ製の不発弾を発見。

(中木場章吾記者)
「午前7時をまわりました。雨の降る中、自衛隊の処理隊による不発弾の撤去作業が始まりました」

撤去作業の当日は、半径400メートル以内の6世帯14人と18事業所に避難勧告が出され、作業開始前までに住民が公民館などに避難しました。

(避難した人は)
「無事であればそれでいいですけどね」

また、作業の間、滑走路は閉鎖され、宮崎空港を発着する22便が欠航しました。