津波に襲われた町で…

津波で町の半分が浸水した亘理町は、283人が死亡、4人が行方不明のままです。

震災当時小学1年生だった半澤さん。津波の被害からは免れたものの、変わり果てた町の姿に心を痛めました。

大学生となったいま亘理町のためにできることがないか考え観光大使への応募を決めました。

半澤奈津紀さん:
「元々、大学に入る前からまちづくりとか、地域の活性化に興味があって。学生の私たちから、若い世代からご年配の方まで、亘理町の魅力を広げることができるんじゃないかって」

半澤奈津紀さん

観光大使「groovycrew」にとっても亘理町の芸術花火は、年に一度の大事なイベント。本番を翌日に控えたこの日は、当日のスケジュールを最終確認していました。生まれ育った亘理町の力になりたいその思いが半澤さんを支えています。