■秋のキノコ狩りでもカエンタケに注意が必要
食べると発熱や嘔吐に留まらず国内では死亡例もあるというカエンタケ。ナラやクヌギの木の切り株に生えますが、佐々木さんによるとナラ枯れがみられるようになったここ10年ほどで、自生が広がった可能性があるといいます。



佐々木さんは、秋のハイキングやキノコ狩りで見かけても、むやみにさわらないようにと猛毒のカエンタケへ警戒を促します。
佐々木勲さん:
「カエンタケは本来、梅雨の末期から夏までが主に生える時期。今年は7月に夏の雨がきたり、8月に雨が続いたりして気候が狂っている。カエンタケが9月になってもまだ出て、これからもしばらく出ると思うのでキノコ狩りの時には注意しておきたい」



