今年取れたコメの「1等米」の割合が16年ぶりの低い水準となりました。カメムシによる被害や、猛暑による高温障害が要因です。
コメの等級は、色や形などをもとに4つの区分に分類されていて、最も見た目の評価が高いコメは「1等米」に分類され、買い取り価格も高くなります。
農林水産省がきょう発表したコメの検査結果によりますと、8月末時点の2024年産米の「1等米」の比率が全国平均で63.7%と、去年より5.2ポイント下回りました。
カメムシの吸汁により粒の表面に色がつく「着色粒」や、高温でコメが白く濁る「白未熟粒」が発生したことが要因だと分析しています。
8月末としては2008年産米の60.5%以来、16年ぶりの低い水準ですが、農水省は、東北地方など主産地の生育状況は良好のため、収穫が進めば今後の「1等米」比率は上昇する見通しということです。
注目の記事
子どもの命を守る「チャイルドシート」助手席に設置したら交通違反? → 適正に使用しない場合、事故死亡率に約4.7倍の差も【警察に確認してみると】

博多名物「ゴマサバ」提供やめる店も 寄生虫アニサキス急増 背景に”海水温の上昇””海流の変化”か

なぜそこで?「Uターンが相次ぐ市道」目の前に交差点があるのに…交通違反にはならないのか警察に聞いてみると

「ふるさと納税の返礼品に備蓄米」村長が認め さらに産地めぐる疑問が 熊本・西原村

福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台
