地方票を集める石破・高市・小泉3氏 立憲の見方は?
上村彩子キャスター:
いよいよ27日に投開票が行われる自民党の総裁選について、現在の情勢をみていきます。

JNNの調査による国会議員票の動向(※態度不明:約40人)では、トップを走るのが小泉氏で、60人前後の支持を集めているとみられます。
それを追うのが、40人を超える支持を集めているとみられる小林氏と林氏です。
しかし国会議員票はばらけており、過半数を超える支持を集める候補はあらわれず、決選投票に進むのが確実とみられています。
そんななか有力視されているのが石破茂 元幹事長(67)、小泉進次郎 元環境大臣(43)、高市早苗 経済安保担当大臣(63)という3人の候補です。

石破氏:地元・鳥取や東京をはじめ全国的に優位
小泉氏:神奈川などで支持を広げる
高市氏:奈良など関西圏で支持を広げる
地方票の多くを獲得しており、決選投票に進むのも、この3候補のうち2人ではないかとみられています。
井上貴博キャスター:
立憲民主党側からはどう見えているのでしょうか。

TBS報道局 岩田夏弥 政治部長:
立憲側からすると、高市氏が総理になるのが一番やりやすいという声が聞こえてきます。
また、石破氏だと論戦しっかりがっぷり四つという形です。
小泉氏は答弁に不安があるといわれていますが、実際にどうかはわかりません。今のところ立憲はそういう形で注視している状況です。