原因は停滞していた水?「なぜ油臭なのかは分からない」

東京都水道局は「いずれも配水区域の末端の配水管路内に停滞していた水の影響」と説明しています。
浦上教授は末端に停滞していた水の水質悪化を指摘し、「滞留時間が長くなると、塩素濃度が薄くなり、飲料水としての基準を満たせなくなったのでは」としています。

なぜ、油やシンナーのような臭いとなったのでしょうか。
浦上教授は「配水管が古くなっているところで滞留した場合、サビなどが溶け出すことはあるが、なぜ油臭なのかは分からない」といいます。
井上貴博キャスター:
これまで人為的なミスはあったかと思いますが、今回は人為的なミスではないようです。そして、一晩の間に、ある程度の原因を究明して原状復帰したのは、水道局の力が大きいですね。
ホラン千秋キャスター:
いつまでこのような状態が続くのかと心配になった人もいたと思います。
井上キャスター:
お風呂に入れないくらいの臭いだったということで、相当きつい臭いだったんだろうと思います。