アレルギーの子を持つ親:
「毎月の献立の中身をすべて把握しているんですけど、そこで私が初めて見る食材に関しては、栄養士の先生が、どこどこのこういう食材をっていうのを、すべてプリントをくれて私が目で確認をして、大丈夫っていうことのやりとりを(毎月)したうえでやっているんですけど、その毎月が果たしてセンターになったらあるのかどうかとか」

東御市教育委員会 深井芳信教育次長:
「当然アレルギー対応に関しては、個々に応じた対応を継続しながら、自校給食に近い給食センターを作りたい」

また市教委は統合対象の4小学校を中心に説明会などを開いていますが、請願を出した保護者は、当事者の意見をくみあげるような場にはなっていないと主張します。


佐橋真意さん:
「話し合い議論を重ねたというのは全く実感としてないし、あちらは決定事項を十分に理解できるまで説明するって思ってるんですけど、私たちはなぜそれをするのか、それをするにあたってじゃあどういう風に自校がよかったっていう思いをセンターに反映してくれるのか、そういうところを聞いてほしいだけなんですけど」

市教委では7月に4つの小学校の校長やPTAの代表者のほかに、公募した委員などでつくる建設検討委員会を発足させ、業務の内容などについて住民の意見を取り入れながら議論を進めているとします。

センター化を巡っては、手続きに問題があるとして住民有志が費用の支出差し止めなどを求め、裁判を起こしました。

訴訟が提起される中で、計画が進んでいくことに対して市教委は弁護士と相談しながら、進められることについては事業を推進してきたいとしています。