“爆買い”→高級志向・普段使いに
熊本市の鶴屋百貨店の免税品売り上げは8月、過去最高を記録。これまでは中国からの観光客がトップでしたが、台湾が逆転し、4割を占めています。

鶴屋百貨店広報 入江光彦さん「インバウンドで、3月から8月の半年で去年1年間を超えるような実績を作っています。台湾の直行便が就航したこともあって、台湾の方が人数、売り上げ共に1位となっています」
さらに、円安の影響も相まって海外高級ブランドや国産のコスメの売り上げが好調だということです。
入江さん「昔みられたような“爆買い”はほとんどないですが、高額品のお買い上げが目立つようになったのでその分売り上げも伸びている」
海外でも展開する靴小売り大手『ABC ‐ MART』の店舗では、定期便就航前の年と比べて、台湾からの客の来店数も売り上げも4倍以上になりました。

ABC ‐ MART 天野菜奈さん「3世代で来て、まとめて買って帰る客も多い」
円安の影響もあり「旅行先で高級品を買う」だけでなく「普段使いできる良い物を安く買う」という客が増えているようです。さらに、土産として友達や家族に購入する人もいるといいます。
天野さん「動画やテレビ電話で繋いで、『このサイズありますか?』と言われる方も多い」