藤嶺さんがプラレール作品の展示を始めたのは約20年前。

幼い娘と一緒に遊んでいた時の思い出がよみがえり、創作活動にのめり込んだといいます。

 去年、プラレールの販売元が開いた「一畳プラレールコンテスト」では大賞に輝きました。

 一方、中札内村にある帯広信用金庫の支店にもプラレールが。

実は藤嶺さんはふだん、ここで働いています。

藤嶺匡宏さん(55)
「仕事もそうなんですけど地域の方々に喜んでいただけるという取り組み自体がいいと思う」

展示を通して地域の人を楽しませている藤嶺さん。

励みとなっているのは、展示会場に置いている感想ノートです。

 藤嶺匡宏さん(55)
「地元の皆さんに楽しく見ていただいている、魅力ある活動だと思います」

 藤嶺匡宏さん(55)
「動いているジオラマを見ていただいて将来まちづくりだとか、いろんな職業に就く際のきっかけになっていただければいいな」

藤嶺さんの思いを乗せた列車は、これからもたくさんの人に夢を届けます。