高齢者や喫煙者は発病に注意

BCGワクチンの効果が続く期間は接種から約15年といわれています。

たんが絡んだ咳や微熱、身体のだるさが2週間以上続く場合や、最近体重が減ってきた、食欲がないといった人は、早めに医療機関を受診しましょう。

結核を発症しやすい人の特徴をまとめました。(参考:結核予防会「結核の常識」)

□喫煙習慣がある
□糖尿病患者
□人工透析をしている
□胃潰瘍・胃の手術をした
□ステロイドホルモンを使用している
□HIV感染や免疫が弱っている
□結核蔓延国から来た外国出身者

とくに高齢者は免疫が弱っていることがあるため、症状がでていなくても毎年胸部X線検査を受けることが大切だということ。

結核の発症を防ぐためには免疫力を高めることが重要で、日ごろから適度な運動や十分な睡眠、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。