跡の有無はワクチンに対する反応の違い
嘉藤アナ:「ハンコ注射の跡が残っている人と残っていない人の違いはなんでしょうか?」
富山県衛生研究所 大石和徳所長:
「人がやる作業ですから。技術的な個人差はどうしても出てしまう可能性はあるかもしれない」

富山県衛生研究所 大石和徳所長:
「もっとあり得るのは、ワクチンに対する応答に違いがあるということ。(接種後の副作用など)反応が起きやすい人もいるし、そうではない人もいる」

また、年を重ねるごとに薄くなっていき、跡がほとんど見えなくなる場合もあるといわれています。

結核予防会によりますと、1967年に誕生したハンコ注射は、1974年からは4歳の誕生日までに初回接種をしたあと、小学生、中学生の時に定期接種する方式となりました。
その後、2003年からは小学校、中学校での再接種は廃止され、今に至るまで乳幼児に対する初回接種のみとなっています。