宮城県白石市出身で東京の大学で音楽活動に励む現役の女子大学生が、母校でピアノを演奏し目標に向かって挑戦することの大切さを伝えました。

母校の白石中学校でピアノを演奏したのは、東京藝術大学のピアノ科に在籍する内田瑠璃さんです。ショパン国際ピアノコンクール in Asiaや全日本ピアノコンクールなどで受賞歴がある内田さん。24日は「ラフマニノフ」の「ピアノソナタ第2番」などを演奏しました。

また、演奏前に行った講演では中学生のころ将来について悩んだ際、先生のアドバイスを受けてピアノの道に進むと決めたことや自分で決めた目標に向かって努力を続ければ未来は拓けると後輩たちを激励しました。

白石中学校の卒業生 内田瑠璃さん:
「自分ができないからといって、自分を下げていってしまうとモチベーションがどんどん下がっていってしまうので、誰かのすごいところを見た時は自分もそれに近づくように頑張ろうっていう思考に変えるようようにしている」

3年生の生徒:
「自分の中で考えてたことがごちゃごちゃになっていたので、講師のお話のおかげで考えていたことにケリがついてすっきりした」

3年生の生徒:「周囲の意見を聞いて、自分のやりたいことを見つけ出してそれを実現できるような進路を見つけていきたい」

生徒たちは先輩の体験談を聞き勇気づけられたようでした。