有害性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS」がアメリカ軍岩国基地周辺(山口県岩国市)で国の目標値を上回って検出された問題で、市民団体が24日、岩国市独自の情報収集や検査を申し入れました。

申し入れたのは「瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク」です。
PFASは人体や環境への有害性が指摘され、世界的な環境問題となっている有機フッ素化合物です。
かつてアメリカ軍の基地でも泡消火剤やエンジン洗浄に使用されていました。
瀬戸内ネットによると「2021年12月、岩国基地内の消火施設から大量の泡消火剤が流れ出し、回収作業の過程で排水口を通じて基地の外に漏れ出した可能性がある」との情報が寄せられたということです。
また、アメリカの平和団体による調査では、基地北側の河口付近で採取した水からPFASに該当する物質が国の暫定目標値を上回る1リットルあたり89.3ナノグラム検出されたされます。
瀬戸内ネットでは市独自での情報収集や周辺の河川や土壌の検査を行うよう求めました。
瀬戸内海の静かな環境を守る住民ネットワーク 久米慶典 事務局長
「情報がアメリカ軍や国から出るだけじゃなくて、独自の情報収集が必要だなと思ってます」
市は、国が専門的な立場から対応策を検討しているので、動向を注視した上で対応したいとしました。
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