甚大な被害 地震による地盤の脆弱化が影響か

豪雨による甚大な被害。住民は、能登地震で脆弱となった地盤などが、さらに被害に拍車をかけたのではないかと指摘します。
住民
「(堤防が)1mか2m高かったけど、この1月1日の大地震で沈下した。このために水が溢れて田んぼの中へ流れている状態」
輪島市を流れる八ヶ川では、地盤沈下した堤防を川の水が乗り越え、田んぼや町が冠水したといいます。


2023年10月の八ヶ川沿いの画像と比べると、地震後の2024年7月には、護岸に土嚢が積まれていることがわかります。そして今回、川が氾濫し、あたり一面が冠水しました。
また、地震で亀裂が入っていた道路が、雨により1m近く崩落したところも…
道路崩落で孤立
「きのうまでは(車は)通れていた。砂利を敷いてもらって、なんとか通れていた。亀裂の所に雨水がたくさんいって、(地面が)下がったのかなと」

町に土砂が流れ込んだのも、地震が影響しているという声もあります。
その原因とみられるのが「土砂ダム」です。地震のあと、土砂が川をせき止める「土砂ダム」ができていたといいます。
▼土砂ダム
土砂や流木などが川をせき止めて自然にできた地形(河道閉塞)

元井孝司さん(74)
「上流に土砂ダムができていた。それが(決壊を防ぐ)工事中で完成しない間に、震災の時の倒木とか石が一気に流れた。この世のものとは思えんような、ずっと見渡す限り(土砂が)上がった」














