週末からの大雨はピークを越え、新潟県内に発表されていた『土砂災害警戒情報』は全て解除されました。村上市では総雨量が300ミリを越え、土砂崩れなど被害が確認されています。
気圧の谷の影響で、新潟県内は23日も下越地方を中心に雨となり、先週末からの72時間降水量は新潟市中央区でも186ミリと、平年の9月ひと月分の雨量を越えています。特に村上市では300ミリを越え、統計開始以来の観測記録となりました。

JR羽越線の村上~間島(まじま)駅間では、線路下の土砂が崩れ、この区間の運転が見合わされています。復旧の見通しは立っていないということです。
記録的な大雨のピークは越え、19日から県内各地に出されていた土砂災害警戒情報は村上市は22日夜、佐渡市は23日の朝に解除され、県内すべてで解除となりました。

上・中・下越の一部地域には大雨警報が発表されていて、山沿いを中心に23日夕方まで土砂災害に警戒が必要です。なお、23日は新潟県内すべての観測地点で、この秋初めて最低気温が20度を下回りました。
  













