ギャンブル依存症に悩む人に向け、元患者らが回復するまでの自身の経験を伝えるセミナーが岡山市中区で開かれました。
現在、全国に約320万人いるといわれるギャンブル依存症患者。セミナーは、岡山県内でも依存症に悩む人が後を絶たないことから、回復への糸口になればと支援団体が開いたものです。約100人が参加しました。
講師を務めた元患者の田中紀子さんは、「諦めずに回復施設に通い続けたことで抜け出せた」と自身の経験を伝えました。
(ギャンブル依存症問題を考える会 田中紀子代表)
「ギャンブルだけは絶対にやめられなかったというあの苦しみがあるから、ギャンブルにつながることはしたくない」
主催者は来年2月にもセミナーを予定しているということです。