新潟県内は22日も広い範囲で大雨となっています。村上市や新潟市北区、西蒲区の一部の地域には避難指示が出されていて、引き続き土砂災害などへの警戒が必要です。

前線や低気圧の影響で県内は22日、大気の状態が非常に不安定な状況が続いています。村上市や阿賀野市、佐渡市では2日間で平年の9月1か月分を超える雨量を観測し、県内各地広い範囲で大雨となっています。
村上市大場沢ではのり面が崩落し道路に土砂が流れ出ました。人的被害の報告はありません。
この大雨の影響で村上市や新潟市北区、西蒲区の一部の地域には避難指示が出されています。また、22日は新たに燕市や弥彦村、刈羽村に土砂災害の危険性が極めて高くなっているとして土砂災害警戒情報が出されました。
県内は昼過ぎにかけて雷を伴い激しい雨が降る所がある見込みです。
23日午前6時までの24時間に予想される雨の量はいずれも多いところで上中越で120ミリ。下越で100ミリ佐渡で80ミリと予想されています。
県内は22日夕方にかけて土砂災害に厳重に警戒する必要があります。

【避難指示の地域】
村上市の一部 837世帯1954人
新潟市・北区太郎代の一部 6世帯18人
新潟市・西蒲区間瀬 201世帯432人

【土砂災害警戒情報】
村上市・佐渡市・新潟市・長岡市・上越市・柏崎市・小千谷市・燕市
阿賀町・弥彦村・刈羽村