22日までは大雨のおそれ 23日には“秋の空気”か

日比キャスター:
3連休の天気を見ても、まだまだ暑そうですね。

気象予報士 森田正光さん:
どこまで上がるか分かりませんが、少なくとも記録的な高温がまだ続きそうですね。

秋雨前線が降りてくるところに、台風14号の湿った空気が入り込みます。東北、北陸、中国地方では、100~150ミリくらい降る予想で、大雨の心配もあるという状況です。

日比キャスター:
秋を全く感じなくても「秋雨前線」と呼ぶんですか?

気象予報士 森田正光さん:
9月、10月、11月が気象の世界では秋なので秋に長雨をもたらす前線は「秋雨前線」とされますが、感覚は違いますね。

22日(日)の予想図は低気圧がありますし、いずれにしても、前線に近いところでは激しい雨になるおそれがあります。

日比キャスター:
最近の雨は、一気に降って交通にも影響が出ます。外出の場合には事前に様々なパターンを考えておきたいですね。

産婦人科医 宋美玄さん:
連休の中日なので外出を計画している方も多いと思います。集中して降って、アンダーパスが水浸しになるなどが発生した場合、交通渋滞も起こりそうですよね。

気象予報士 森田正光さん:
まだ夏だと考えた方がいいかもしれません。夏は集中豪雨が起こりやすい時期でもあります。

22日(日)になると秋雨前線が下がってきます。前線の北側には大陸の空気が入ってきますので、前線が全て南に下がると涼しい空気が入ってきて、多少暑さが和らぐかもしれません。その前段階の22日くらいまでは雨のおそれがあります。

23日(月)になると、秋雨前線は明らかに下がるので、日本列島には秋の空気があるということになります。

ただ、秋の空気とはいえ気温が高いかもしれません。