滝沢市の中学生が20日、羊を飼育する市内の農家を訪れ、エサの準備や毛刈り体験を通じて、地域の農業について理解を深めました。

この取り組みは、滝沢南中学校がキャリア教育の一環として行ったものです。
20日は2年生232人が酪農や野菜の栽培を行っている市内12の地元農家を訪れ、農業体験をしました。

このうち生徒27人がモンゴル出身で150頭の羊を飼育するラオグジャブ・ムンフバットさんの営む農場で羊の世話に挑戦しました。
およそ400キロもある牧草の塊をほぐしたり、麦の搾りかすを使ったエサの準備をしたりして羊と触れあいました。

毛刈りの体験も行われ、生徒たちは命の大切さを学びながら地域の農業について理解を深めていました。