現役最後の地での「恩返し」

仙台大学の次なる目標は、12月の全日本大学サッカー選手権大会=インカレ出場です。仙台大は東北大学リーグを17連覇していますが、今シーズンはここまで4位と苦戦。インカレに出るためには優勝するしかなく大事な試合が続きます。

都築卓キャプテン:
「リーグ戦は落とせない状況が続いているので、練習で全力出して積み重ねた結果にインカレ出場が近づくので、全力で頑張りたい」

平山相太さん:
「勝つのは点をとらなければならないので、ボールを回すのが目的じゃないので、ゴールに向かっていくシュートを打っていく、仕掛けていくというところを求めたいと思います」

現役最後の地で指導者として歩み始めた平山さん。選手のときに叶わなかった宮城での「恩返し」。まずは仙台大を再び全国の舞台へと導きます。

「平成の怪物」などと言われると一見、近寄りがたい印象がありますが、サッカー部の選手たちによると、とても優しく選手たちの意見をしっかりと聞いてくれると監督だということです。平山さんは、指導者は教育者でもあると思うのでしっかりと一人ひとりの選手と向き合っていきたいと話していました